ガス化
バイオマス燃料が改めて注目されている。歴史上植物を燃料にするのは最も古から広く行われてきた。植物の成長と燃焼分がバランスしている限り大気中の二酸化炭素は増えない。
ただ固形物の植物や石炭では自動車などに利用しにくいために石油に代替されてきた。そこで近年、ブラジルで大規模に行われているとうもろこしを原料にし、醸造によるアルコールの製造に関心が集まった。しかし食料を原料とするこの方式は食料の価格高騰を招き限界が見えてきた。
そこで食料とならない木材や草から液体燃料を製造する方法として、まず植物をガス化し、そのガスを再合成して液体燃料にする方法が日本で開発されてきている。私はバイオマスエネルギーではこの方式が本命だと考えている。技術の客観的評価は難しい。日本では有力な大学や学者に関係したところには予算がつきやすいが、技術的に優れていても無名の研究者には予算がつきにくいところがある。客観的な技術評価ができる体制が必要。
















