Edit

カウンター
since 2005.4.1



身分保障

2009年6月12日 22:33 :

  イギリスに6月6日出かけ、向こうではインターネットへの接続がうまくいかず、今日の一言が掲載できず申し訳ありませんでした。今回の視察の目的は日本の官僚主導政治を変えるためにイギリスの実態を調べることにあった。イギリスでは高級官僚は「政治的中立性」が厳しく求められている。つまり官僚が大臣や副大臣に意見を言うことは一番重要な仕事だが、自らがマスコミなどの前で政策について意見を言うことは「政治的中立性」の観点から禁止されている。日本では事務次官が記者会見で野党の政策を批判したり、道路特定財源を守るために国土交通省の官僚が知事、市長、業界などに働きかけることが当然のこととされている。イギリスでは大臣や与党議員が野党を批判することは当然だが、身分保障のある官僚は政策に関し公の場で意見表明することは「政治的中立性」の観点から禁止されている。当然だと思う。政策的に失敗してもなんら責任を負わないですむ身分保障のある官僚が政治家のように発言したいのなら選挙の洗礼を受けるべきだ。ここに日本の官僚の逸脱の根源があることが今回の視察で明らかになった。